つい先日新規で来られた腰痛のHさん。
数年前から通っているお気に入りの治療院(整骨院)があったそうだけど、あることがきっかけで行くのを辞めた。
なんでか聞いたところ、今まで痛いところ(腰)を中心に電気を流す、グイグイ押すなどでかなり調子が良かったそうな。
それが、いきなり「Hさんの腰痛の原因は○○」だけ言われて、腰はまったく触ってくれなくなって〇〇だけ触られたみたいでした。
「えっ」とあっけにとられるまま、そのまま数回いくも、それ以降、腰はまったく触ってもらえなくなったので行くのを辞めた。とのこと。
まぁ、その先生は新しい技術を習ったのだろうとなぁと思います。
新しい技術を習って実際にやることは大切だし、そうやって技術は磨かれていくはず。
(私も習ったことはスグにやってみる派です)
治療の考え方ややり方、環境、エビデンスどうこうってのは色々あるでしょうから、それはそれで、、、
でも、患者さんへのしっかりとした説明は必要なんでしょうね。
(プロ相手ではなく患者さんでも分かるようなかみ砕いた説明)
それもなく「Hさんの腰痛の原因は〇〇」と言われて今までと全く違うことをされたらそら行くのを辞めるのも分からなくもないです。
せめて、簡単な説明プラス「〇〇といった効果のある治療法を習ってきたので、今日はそれをやりますね」もしくは「いつも治療プラス〇〇もやりますね」こんな感じの声かけが最低限、必要ではないでしょうか。
技術ばっかじゃなく、その技術の勉強と同じくらいに患者さんへの説明も紙に書く、言葉にする勉強にも情熱を注がないと。と思っている次第です。
自戒しなければ^^
P.S とはいうものの遠隔治療に憧れる今日この頃なのであります(笑)