先日、治療家の先生からメールで相談がありました。
その相談内容は、
「高齢で年金暮らしの方で本当は明日来る方がいいのに、どうしても勧められないのです。」
「そのような時、瀬川先生はどうように患者さんに対応されますか?」
これって、しっかり治療している先生なら一度は思ったことないでしょうか。
でも患者さんの
✔ふところ事情
✔年齢的なこと
✔仕事
✔日常生活
✔住んでいるところ
などを先生自身が勝手に考えてしまって最良の提案をしていない。
まぁ一番良く聞くのは患者さんの財布の中身でしょうね。
「安い金額、1日でも早く、少ない回数で治療してあげたい」
実際、私もそう思ってました。
”勝手な思い込み症候群”と言うのでしょうか。
もちろん、安く、早く、少なくで出来るなら、それに越したことはありません。
でも、実際はなかなかそうはいきませんよね。
モミモミ系のリラクゼーションなら最良の提案は必要ないのかもしれません。
しかし、治療院となると話は別。
患者さんからすると、ふところ事情など大きなお世話ですよ。
治るなら。良くなるならお金ではない方ってほとんどです。
じゃどうするのか?
「症状が良くなる一番の提案」を患者さんに伝えましょう。
もちろん、自院で良くなるものなのか?どうなのか?
良くなるのなら、おおよその治療期間や回数、来院頻度などの治療計画。
どうしてなのか?の説明も分かりやすくハッキリと伝えること。
「嫌がられるかも、、、」
大丈夫ですよ、安心してください。
最終決断するのは、患者さんですから。
追伸
患者さんに説明する時は分かりやすい例え話なんかを使うと良いですよ。
例えば、
「〇〇さんの痛みをとるのに治療をするのは、家を建てていくようなものなのですよ、、、」的な。