「現状維持」ってセリフ。
便利なセリフですよね。
聞くとなんとなく納得してしまいます。
先日、3年程前のとある技術系でご一緒だった先生と新大阪駅でバッタリと合ったんですね。
そして、挨拶がてら後述のような会話のやり取りをしました。
会話中のフレーズが「自分も以前は無意識に使ってたなぁ」と、結構これ使ってる先生いるなぁ的な「あるある」な言葉だったので書いてみました。
仮にD先生とします。
簡単に挨拶を済ましてから、
D:「瀬川先生、最近色々とやってはるみたいですね。」
瀬:「そうですね(笑) でっ治療院の方はどうですか?」
D:「保険の関係で売上は若干下がってますねぇ。でも、まぁなんとかやってる感じです。」
瀬:「下がってますか、、、じぁ何か売上上げる対策(施策)ってやってるんですか?」
D:「うちは特に何もしてないのですよ。チラシとか撒くのもねぇ、、、とりあえず現状維持でいいので。」
瀬:「へぇー そうなんですかぁ。」
D:「何かあったら相談に乗ってくださいよ」
瀬:「いいですよ。じゃまた、、、」
会話の内容は、ハショってますがおおよそこのような会話でした。
でっ、あるあるフレーズは何かと言いますと、
「現状維持」この使い方を間違ってまっせ。
「現状維持」とはあくまで結果論。
例えば、
✔集客の為にチラシを3000部撒いた。
✔リピートアップに為に既存患者さんにニュースレターを送った。
✔間隔の空いている患者さんに「調子はいかが?」の手紙を書いて送った。
など
自院の売上を上げるために、あんなことこんなことの施策をやりました。(要するに行動した)
でも、結果的に売上は先月と一緒(現状維持)だった。
こんな時に使う言葉。
D先生が良い悪いの話ではなく。
何もしていない人(行動していない人)が使う言葉ではありません。
もしも、今月の売上が現状維持であったとしても、それはたまたまの話。
この先も治療院をやっていく限り何もしないで現状維持なんてことはありえません。
(そのような考えが出来るのは、敷いていえば、お勤めしている方)
結局のところ、現状維持をしようと思うのであれば最低限の行動は必要でしょう。
あなたも、何も行動しないで「現状維持」使っていませんか?
追伸
そもそも「売上は下がってますが、何とか、、、」の会話内容って現状維持ちゃうやん。
下がってるやん。てな話。(笑)